2019-08

CDレビュー

Marc Guillermont – The Space Animals(2006)

僕は Ranjit Barot / Bada Boom(2010) の Tr.2 T = 0 という曲が大好きなのだが、始めて聴いたとき、特に曲中の g ソロに深い感動を覚えた。そのプレーヤーが Marc Guillermont だ。早速C...
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Level 42 – The Pursuit of Accidents(1982)

高校生の頃にFMでエアチェックして毎日聴いていた作品。英国人の黒人音楽好きは有名らしい。Level 42は、Brit Funk (英国製ファンク)と呼ばれていたのだけど、チョッパーベースを弾いてファルセット(裏声)で歌う点では確かにそうなん...
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Be Bop Deluxe – Modern Music(1976)

何だか朝から懐かしいCDを聴いて、ちょっと書きたくなったので、レビューしてみる。Be Bop Deluxe の第4作 Modern Music だ。本作がリリースされた1976年は、英国では Queen が既に絶頂期を迎えていて、Mr.Bi...
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Scott Kinsey – Kinesthetics(2006)

Joe Zawinul の最後の弟子、Tribal Tech の影の番長、ボコーダーを操る謎の怪人 Scott Kinsey の初ソロ作。レーベルは Abstract Logix だ。誤解を恐れずに極限まで単純化して言うと、彼は二代目を襲名...
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Santana – Abraxas(1970)

ちょっと温故知新したくなって、古いアルバムを聴いている。Santana のスタジオ2作目 Abraxas だ。もう少し後の Caravanserai や、Welcome 等を聴いていて、そういえば Carlos は元々 Jazz 好きだった...
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Ronald Shannon Jackson – Taboo(1990)

米国のフリージャズ系ドラマー Ronald Shannon Jackson のソロ作。本作リリースから4年ほど遡る1986年10月に、彼は Bill Laswell の Last Exit の一員として来日し、新宿 Pit Inn でライブ...
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Allan Holdsworth – Road Games(1983)

前作 I.O.U.(1982) で一部マニアには知られるところになったものの、まだまだ「知る人ぞ知る」存在だった先生が、そこらの普通のロック少年達に広く知られるきっかけとなった作品。 先生を心から敬愛していた Edward Van Hale...
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Peter Fernandes – Q.E.D.(2014)

米国のキーボード/管楽器プレーヤー Peter Fernandes が制作した、新旧フュージョン盛り合わせ、豪華ゲスト大勢参加の「全部入り」的な作品だ。全曲を自身が書き、多少のインプロ部分は残すものの、基本的には書かれた曲を書かれた通りに大...
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IceFish – Human Hardware(2017)

Virgil Donati(ds) の In This Life(2013) に客演した Marco Sfogli(g) と Alex Argento(kbd) が Virgil と意気投合し、Virgil が欧州ツアーに来たタイミングを狙...