
以前投稿したように僕はバイクをR1200R(2016)からR1300RS(2025)に乗り換えたわけなのだが、愛用していた機材等の中で使えなくなってしまったものがいくつかある。
その中でやや困っているものについてご参考までに書いておく。
(1)Optimate 4 Dual Program (バッテリー充電器)
Motorrad 乗りの中ではかなりメジャーな存在と思われる Optimate の、CAN-BUS対応機種。
別売のSAE-Hellaケーブルを取り付けると、バッテリーにアクセスせずに Hella コネクタを車体側のソケットに差し込むだけで充電できるのが超便利なので、R1200Rでは特に冬季に愛用していた。
ところがR1300シリーズ(GS/GSA/RT/R/RS)では標準でリチウムバッテリー(正しく記載するとLiFePo4バッテリー)が搭載されており、Optimate 4 Dual Program はリチウム非対応なので使用できないのだ。
ではリチウムに対応した機種はどれかというと、一つは Optimate 4 Quad Program という後継機種で、これは従来の鉛バッテリーと最新のリチウムバッテリーの両方に対応し、更に CAN-BUS 対応モードも備えている。
じゃあ、これに買い換えれば良いのかとは思ったものの、一応は販社(テックメート)に聞いてみたところ、ちょっと驚きの情報をいただいた。
- LiFePo4バッテリー搭載車種の充電には対応したOptimateの機種が必要
- リッターバイク等の大型車種の充電ならば Optimate Lithium 4s3A または 4s6A がお勧め
- Optimate 4 Quad Program を用いる場合はプログラム#3(バッテリー直接接続での充電)で行うこと
- Hella ソケット(CAN-BUS)経由では暗電流量が充電量を上回り充電が行われない可能性あり
がーん!
Hella 経由の充電ができないのか~。
まあバッテリーにSAEコネクタの線を取り付けて横に出しておけばほぼ同じ手間では済むのだが・・・。
Hella からバッテリーメンテができるってのが Motorrad の美点だと思っていたので、それができないのは結構ショックだ。
(2)WunderLINQ
WunderLINQってのは、Motorrad の標準ナビクレードルに取り付けると、ハンドルバーのマルチコントローラー(別名 Wonder Wheel)の信号をスマホに Bluetooth 接続キーボードとして送り込むデバイス。
何ができるかというと、WunderLINQ用アプリと連携して動作し、マップ/ナビを起動したり、メディアコントロールを行ったり、ECUから読み出した車体情報(車速、オドメーター、油温等ね)を表示したり、最近流行りのスマートモニターが備えている機能と概ね同じようなことがスマホ上でできる。
僕はこの WunderLINQ と組み合わせてスマホ上で Tasker (オートメーション用のツール)を動作させることにより、ツーリングサポーターや Google Map 等のナビアプリのズーム操作等をマルチコントローラーで行えるようにして、大変愛用しているのだ。
(本BLOGの中で多少詳しめの記事を投稿しているのでご興味ある方は是非どうぞ)
さて、愛車を乗り換えてすぐ、R1200Rから取り外した WunderLINQ をR1300RSに取り付けて使用してみたのだが・・・、どうも動作がおかしい。
WunderLINQ を取り付けた状態でバイクのメインスイッチを入れると、バイクがナビゲータの存在を認識し(純正クレードルに機器を取り付けているので純正ナビゲーターが装着されていると認識される)、TFTメーター上に「ナビを認識」みたいな文字表示が出る。
そして、TFTメーターの左上のところに「TFT^NAV」みたいな表示欄があり、このTFTの方が点灯する。
この状態でハンドル左型のメニュースイッチを上向きに長押しすると、NAVの方が点灯して、マルチコントローラーの操作対象がナビゲーターの方に切り替わり、WunderLINQ 経由でスマホに操作信号が送られるようになる。
まあこんな感じで動作する。
さて、R1300RSに取り付けた状態で乗車後しばらくすると、この「TFT^NAV」表示がどちらも消えてしまうのだ。つまりバイクがナビゲーターを認識していない状態になる。
その後数分すると、また「ナビゲーターを認識」メッセージが表示されて「TFT^NAV」表示が現れ、その後しばらくしてまた消失するというのを何度か繰り返し、最終的にはナビゲーターを認識しない状態のままになってしまう。
とりあえず WunderLINQ の開発元(Blackboxembedded)のサポート窓口に状況は連絡したが、電気ロック付きの新型クレードルになってからどうも電気的挙動が変わったみたいで、サポートリクエストが数件来ているようだ。
新型クレードルをようやく入手できたので、ファームウェア更新で解決できるかどうか鋭意調査中とのこと。
それまではスマホ画面をタッチペンで操作しつつお待ちするしかないな。

コメント