ポジションライト用T10ソケットの交換

僕のR1200R(K53,2016年)のヘッドライトケース内にあるポジションライトはLEDに交換してある。
ポジションライトをLED化したところで、それほどメリットは無いのだが、ヘッドライトバルブをLEDに交換するとポジションライトが電球のままでは色味が合わないので、まあ仕方なくLEDにしている感じ。
さて、最近このポジションライトが走行中に片方だけ消灯してしまったり、点灯はしているもののライト関連のエラーがメータークラスターに表示されたりするようになってしまった。

まあその原因はおおよそわかっていたのね。
以前、Amazonで適当に購入したLEDがよろしくなかったみたいで、恐らくはこのLEDの根本についているキャンセラー用抵抗あたりが異常に発熱したのだろう。その結果、上記の写真のようにソケットが焼損したのだ。
焼損したとはいっても、先端付近が焦げて脆くなり少し欠けたくらいで一応は使えていたので、他のまともなLEDに交換してこれまでだましだまし使ってきたのだ。
でもソケットの欠け・割れが原因で、バルブの保持力が少し甘くなっており、衝撃を与えると接触が悪くなったりする。
なので、いつかきちんと交換しないとな~と思いつつ、Motorradの部品番号を検索できるサイト(例えば realoem.com 等)でこのポジションライト用のハーネスを常々探していたのだけれど全然見つからず。
完成品のハーネスとして入手することが難しそうなので、ソケット単体を探してみたらそれっぽいのが見つかった。

商品名: uxcell ライトソケット 3ワイヤー T10 W5W パネルライトゲージ 線束ソケット 2個入り(890円)
URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B00DGYGL6O

Amazon等で「T10ソケット」を検索すると多数見つかるのだが、R1200Rのポジションライト用のソケットはちょっと特殊な形をしていて、お尻のところが台形状に大きく膨れている。このソケットにバルブをセットし、ヘッドライトケース内の穴に差し込むと、大きくなったお尻のところで止まるという、まあゲルマン民族の設計とは思えない原始的な構造なのだ。
良くあるT10ソケットは、お尻の無いストレートな形状をしていて、まあそれでも差し込めば使えるかもしれないけれど、止まらずに穴の中に落ちていったりすると厄介。

さて交換するぞ。
焼損したT10ソケットを、ケーブルを途中切断して取り外し、新旧両方のケーブルの被覆を剥いて撚り合わせた上ではんだ付けして固定、その上から熱収縮チューブを被せて被覆とした。

これを左右それぞれ行って完成。
まあそれだけと言えばそれだけ。
はんだ付けに自信が無い人は、圧着端子等を用いるのも良いだろう。
はんだ付けする場合は、新旧配線をがっちり撚り合わせることが大事。はんだには引っ張りに耐える力はそれほど無いのでね。
また熱収縮チューブは、新旧配線を撚り合わせる前にどっちかに通しておかないといかんぞ~。(良くやるミス)

新しくなったT10ソケットにLEDを差し込んで、ヘッドライトケースの穴にソケットを通すと、きっちりかっちり収まった。
何度かキーOn/Offしてみたが、今のところ安定して点灯し、エラーも出ない。
これで課題が一つ解決したかな。

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