BMW Motorrad R1200R(2016年製造) のユーザー車検

愛車R1200Rのユーザー車検を受けてきたのでその記録。
BMW Motorrad に乗る人って、後述の理由等あってディーラーで車検を受ける人が多いんだろうね。検索してもユーザー車検関係の情報がとても少ない。中でも不人気車(泣)のR1200Rに関しては全く情報無し。
なので世の中のためにも、多少記録を残しておくよ。

まあ作成書類関係は、車種によらず同様だから、他のBLOGなりを参照して作成してください。
気をつける点としては、BMW Motorradの車台番号はすごく長くてハイフン等も入らないので、僕は自動車検査票1には全桁(17文字)を記入した。一方、継続検査申請書(別名OCRシート)には下7桁のみ記入せよとのことなので、素直に最後の7文字だけ記入した。それ以外には、BMWだからといって特別な点は特に無し。

さて、検査のメインイベント(と勝手に思っている)である「光軸検査」であるが、R1200Rのヘッドライトの光軸調整機能は、ゲルマン民族が作った車体とは到底思えないアバウトな仕様となっており、ヘッドライトハウジングの左右のボルト(トルクスT40、車載工具にも含まれているよ)を緩め、ハウジング丸ごと上下にぐいぐい動かし、適当なところで左右のボルトを締め付けて固定するというものだ。国産車種でメジャーになっている上下調整ネジ、左右調整ネジを回すと光軸が微妙に動いていく・・・みたいな精妙な仕掛けにはなっていないのだよ。
こんな機構なので、一度固定したところで、経年変化で動いてしまうことは避けられず、つまりいきなり車検に持ち込んでも光軸が合っていない可能性はとても高いのだ。あーそれとね、左右方向の調整については、取説によると「左右のボルトを更に緩めて、ハウジングを力を込めて動かす」という仕様だ。何だか野蛮だぞ・・・。
というわけなので、車検持込の前に、予備検屋さんに乗り入れて光軸調整をしていただいた。そこで驚いたのが、トルクスネジを緩めもせず、ベテランの検査員さんが渾身の力を込めてハウジングをぐぐいと微妙に動かし、光軸テスターのど真ん中を完璧に出していたこと。こんなの自分では絶対できねえ・・・。
それと、ベテラン検査員さんから、「上のライト、何か貼って隠してね」との助言。うっかりしていたのだが、R1200Rのヘッドライトは二灯式(ヘッドライトが上下二灯になっていて、上がロービーム、下がハイビーム)なので、受検時には上側を隠さないといけないのだ。つい、「何か貼るものください・・・」とお願いしようかと思ったが、人様にそこまで甘えてはならないと思い直し、近くのコンビニでガムテープを購入、予備検屋さんでおまけにもらったペナペナの車検証入れを2つ折りにしてガムテープで貼り付けたらぴったりじゃないの!これで行こう。

光軸さえ合ってしまえば、他に怖いものは無い。
書類3枚(継続検査申請書、自動車検査票1、自動車重量税納付書)を記入し、重量税及び検査手数料分の印紙を購入して貼り付け、窓口にこれら書類+車検証+自賠責(新旧)+軽自動車税納税証明書を提出する。僕はここで定期点検整備簿を出し忘れた(ちゃんと完璧に記入して持参したのに)のだけど、「定期点検は終わりましたか?」、「はい自分でやる分は完了してます」という口頭確認だけで済んだのは意外だった。

その後いよいよ検査ラインに入る。
親切な検査員さん(キャイーンの天野さん似)に、「横についていて欲しいか?」と聞かれたので、素直にお願いすることに。
排気検査は、エンジンをかけたバイクから降りて、検査員に指示されたプローブをマフラーの穴の中に突っ込み、表示が完了となるまで待つ。問題なく合格。
ライト・ホーン類のチェックは、検査員の指示に従ってスイッチやレバーを操作するのみ。(オプションで取り付けてある)フォグランプの点灯まで確認されたのはやや意外だった。色や明るさが度を過ぎていないか見るんだろうね。合格。
続いて前後ブレーキの検査。これも検査員に言われるがままに、シャシーダイナモみたいなローラーの上にタイヤを載せて後は指示通り目一杯ブレーキかけるだけ。合格。
次に車速計の検査。検査ラインに入る際に、車速検知は前輪か後輪かを聞かれるので事前に調べておくとよろしい。R1200Rの車速は後輪検知だ。スピードセンサー自体は(ABSのために)前輪・後輪両方についているのだが、車速計に表示されるのは後輪側の検知数値。40km/hまで車速が上がったところで、フットスイッチを離す。合格。
最後に光軸検査。上を(ペナペナ車検証入れで)隠してハイビームに切り替え、光軸テスターがぶーんと動いて、一発合格。ついここで大きくうなずいてしまったよ。
その後、総合判定という窓口で自動車検査票1に検印をもらい、最初に書類を作成した建屋に戻って最終手続き。無事新しい車検証とステッカーを受領して完了。
費やした時間は、予備検屋さん15分(自賠責購入も含めて)、車検場40分といったところ。

これで2年間そのまま乗れる・・・と思ったら甘い。BMWのバイクには、予め設定した期日または走行km数に達するとメーターパネルにSERVICEというアラート表示が点灯し、ディーラーに持ち込んで有償の点検を受けない限り表示がいつまで~も消えず、ユーザーにはディーラーに金を払う以外に消す手立てがないという恐るべき集金機能心からユーザーの安全を思う母心のような機能が搭載されている。なので、例えユーザー車検を受けたとしても、結局ディーラーに持ち込んで24ヶ月定期点検も受けなければならず、ディーラーによる車検代行手数料が多少浮く程度で、それほど経済的メリットは無い。恐らくBMW乗りの中で、ユーザー車検率が低い感じがするのは、これが理由じゃないかなと思っている。まあ中には、「SERVICEランプなんて点きっぱなしでもう何年も乗っているよ」という人もいたりするので、そのあたりは皆様自己責任でどうぞ。

以上ご参考まで。

コメント

  1. アボット より:

    ユーザー車検。参考にさせていただきました
    当方も16年式、R(不人気車種?)に乗ってますが、年金受給者ですので次回車検は、
    ユーザーを検討しています。

    書類関係などは、他車と変わらないのでしょうが
    R君のヘッドライトです。 1灯に見えて2灯です。

    ライトはテスター屋で確認していただく予定ですが
    実際、検査場のライト検査には、Loビーム側に
    目隠し必要ですか?  前もって上部ライト部を隠す様な物を作成して
    持参した方が良いでしょうか?

    ネットで調べてもR1200RLcユーザー車検、ヒットしませんでした
    貴殿の記事を参考にさせて戴きます。
    良きアドバイスございましたら、よろしくお願いします。

    *当方  岡山です。

    • jun より:

      コメントをいただきとても嬉しいです。ありがとうございます。
      しかも僕と同年式のR1200R乗りなのですね!不人気車種仲間!
      ご質問にお答えすると、検査場でのLoビーム側の目隠しが必要かどうかは、検査場次第のようです。
      私が受検した検査場ではハイビーム時の光軸を計測してましたが、最近は検査場によってはロービームで計測するところもあるらしいです。
      (従来はバイクは通常時ハイビームで走るべしという考え方だったみたいですね。都会では考えにくいです。)
      まあ事前に準備しておいても大した手間ではないので、とりあえず適当な道具を持っていかれるのがよろしいかと思います。
      厚紙か、コピー用紙や新聞チラシ等を折りたたんで厚みを出したものを、ガムテープ等でライトの上半分に固定すれば良いです。
      ぶっつけ受検して、光軸がダメなら予備検で調整してもらうという人も多いですが、僕は心配性なので事前に予備検で見てもらうようにしてます。
      アボットさんもそのようにされるのでしたら、受検される車検場がハイビーム計測かロービーム計測か予備検で教えてくれると思いますよ。

  2. アボット より:

    アドバイスありがとうございます。

    ライト検査、検査場で違うとは知りませんでした。
    検査場に聞いてみます。
    それから、目隠ししても遅くないと思います。

    ロービーム検査なら楽だと思いますね!!
    ハイビーム消灯になるので!!

    貴殿の  のんたろうの気ままなブログ
    お気に入り登録させていただきます。
    時々、覗かせて戴きます。
    よろしくお願いします。

    • jun より:

      車検円滑に受けられると良いですね。コメントいつでもお気軽にどうぞ。今後ともよろしくお願いいたします。

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