R1200R(2016)のライセンスプレートライトのバルブ交換(完全解決\(^o^)/)

ある日の朝、バイクのメインキーをOnにしたところバルブアイコンのワーニングが点灯。(上の写真)
年に1,2回はヘッドライトのバルブが切れるので、またか!と思い確認するとヘッドライトはLoもHiも問題なく点灯している。
他にポジション、テールランプ、ストップランプ、ハザード全部確認したけれど問題無し。
うーんと悩んでネット掲示板(海外の)を検索してみたら、
 Q.電球切れワーニングが出るんだけどライト類全部大丈夫そう。なんだろ?
 A.ライセンスプレートライトのバルブは確認したかい?
ってなやり取りを発見。これがビンゴだった。

バルブの部品番号は 63217160797 で、検索すると1,500円+送料くらいで国内でも入手可能。でも納期が少々かかりそう。
調べてみると、このバルブ自体は国際規格のW5W(日本国内ではT10と呼ばれることのほうが多い)の標準品(12V、5Wのハロゲン)であり、Amazonでも各種販売されている。
で PIAA の HR16、2個入260円のを購入してみた。(下の写真)

さーて、消耗品の電球の交換なんて簡単にできるようになっているだろと軽い気持ちで取り掛かる・・・が、ここから悪夢が始まる・・・。

まずはライセンスプレートの上にあるライトのハウジングを取り外してみた。
リアフェンダーとライセンスプレートホルダーを繋ぐ樹脂部品の上にこんなの(下の写真)がボルトで取り付けられている。

このハウジングの中央の穴にバルブの先端が入って、中で光る感じ。

実はこのハウジングを取り外すときに少々苦労した。
まず下の写真を見ていただきたい。

これがライトハウジングが取り付けられている樹脂部品だ。
真ん中のちょっと変わった形の穴から電球が出て、ハウジングの穴に収まる。
で、ハウジングにボルトを通し、この樹脂部品の下の小さな穴(3つ並んだ穴の真ん中)を通して、「中からワッシャとナットで締める」構造なのだよ。意味わかりますか?「中から」ですよ。

上のパース図には樹脂部品が描かれていないけれど、3番のボルトを緩めて抜き取るためには、先ほどの写真の変わった形の穴の中に指を入れて5番のワッシャと6番のナットが空回りしたり落っこちたりしないように注意しなければならない。でも落っこちました。樹脂部品の中の奈落に・・・。

この樹脂部品はリアフェンダーから延長されライセンスプレートライトハウジングを受けて更にライセンスプレートの裏から下まで伸びている。(下の写真)

そして中が中空になっているのね。そこにワッシャやらナットやらが落ちるわけだ。
強力磁石を紐の先に付けて、釣りをして何とか救助できたが、これじゃ先が思いやられる。

いくらなんでもこれじゃ無理ゲーなので、樹脂部品を外して表裏2分割できるのだろうと思うのだが、どうやらそのためには両サイドの外装やらパニアケース取付用レールやらストップランプやらバラバラにしないとならない気配なのだ。
途中までバラしてみたけど全然外れず、ネット上にも情報が見当たらず。
しょうがないのでカンと度胸で作業を続ける。

まずバルブを取り付けて、メインキーOnにしてみた。ちゃんと点灯するし、ワーニングも消灯した。ひとまず安心。
さて、ここからこの謎の設計(はっきり言って大馬鹿な設計だと思うぞ)のライトハウジングを取り付けるよ。

まずこの樹脂部品の小さな空洞の中でワッシャとナットを固定するのは不可能に近いので、発想を転換して?ボルトを中から通し、外側からナットでとめることにした。
それでもボルトが落ちないように固定しながら作業する必要があるので、樹脂部品の裏側部をできる限り外し、隙間にボロ布を詰め込んで無理やり曲げて、隙間を空けてみた。(下の写真)

この隙間からピンセットを差し込み、ボルトの頭を押さえつつ、ハウジングをくっつけてワッシャとナットで固定する。何度もボルトを落としたりしてはバイエルンの阿呆な設計者を呪いつつもう泣きべそかきながら作業したけど、まあ何とかなったよ。

本来はボルトが出るところにナットが出ることになるが、まあ目立つところでもないし、気にしなければ大丈夫だ・・・。

というところで一応はライセンスプレートライトも点灯し、ワーニングも消え、ハウジングもほぼ元通りに固定されたので、これにて解決・・・としたいところなんだけれど、ボルトを逆に通して外側からナットを締めざるを得なかったところがどうにも落ち着かない。
正しい取り外し/取り付け方をご存じの方、教えてくだされ。お願いいたします。

それにしても、人間工学的設計を得意とする・・・はずのBMWだが、このバイクをいじっていると細かなところで結構お馬鹿な設計が目立つ。コストダウン優先なのかなあ。

(2022/06/17 追記)
「ちゃんと取り付けたい」気持ちがどうしても残るので、大枚をはたいて(Amazonで\6,665でした)Haynes の Service & Repair Manual を購入。
英文の小さな文字で記述された説明文自体はまあ平易なんだけど、白黒写真が小さくてとても見づらいので、印刷版ではなくオンライン版にすれば良かったかも。
さて、ライセンスプレートライトバルブの交換というそのものずばりのセクションが無いのだが、ナンバープレートブラケットの外し方というセクションがあるので、そのあたりを参考にバラす。
でもテールライトをはずすだの、ウィンカーをはずすだのは不要なので要注意。
結果的に外した部品を並べて撮影したのが下記。

左上から右に、シートカウル左アウター・同右アウター、シートカウル左インナー・同右インナー、パニアケース用レール、左下から右にHaynesマニュアル、タンデムシート、ライダーシート、そして懸案の樹脂部品の下側(タイヤ側)半分(以降ブラケットと記す)だ。
このブラケットはシート側から2箇所、タイヤ側から3箇所の計5箇所のボルトで固定されている。前回はシート側2箇所の固定に気がつかず苦労した次第。そしてこのブラケットの直下にパニアケース用レール(の左右を結んでいる部材)が来て邪魔しているので、どうやら結論から書くと・・・

タンデムシートとパニアケース用レールだけ取外せばブラケットを外すことができそう!\(^o^)/

つまりシートカウルの取り外しは不要と思う。もう一回バラして検証してみる気力が無かったので実証は次回のバルブ交換時だな。

ブラケットを取り外した状態の写真はこちら。
リアタイヤの右側から後方を撮影している。清掃前に写したので、バッチくて申し訳ない。
左右のリアウィンカーの真ん中あたりにボルトの頭が見えているだろうか。
ここの後ろからライセンスプレートライトハウジングを取り付け、ボルトを通し、写真手前(タイヤ側)からナットで固定するのが正しい取り付け方だ。

ハウジングを後ろから付けてボルトを通し・・・

リアタイヤ側からナットで固定。

あーようやく正しい取り付け方に直すことができた。

ここ最近のR1200シリーズは最初からパニアケース用レールが付いて売られているわけだが、昔はオプションだった。このレールさえ無ければ、タンデムシートを外してボルト5箇所を外せばブラケットを外すことができるので、ライセンスプレートライトバルブの交換は比較的容易になる。
ってことを考えると、バイエルンのエンジニアの設計が特に無茶苦茶おバカなわけでもなくて、客にパニアケースを売りたいがために撒き餌としてレールを標準装備にしてしまった際に、ライセンスプレートライトまわりの機構設計を変更しなかったところに問題があるとも言えるかな。
ってゆーか、ハロゲンじゃなくてLEDにして欲しいよね最初から。

以上、完全解決編となりました。

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