Mojo – Tapestry(2003)

Ginger Baker のご令息 Kofi Baker(ds) が、Brett Garsed(g)、Ric Fierabracci(b) と組んだトリオ Mojo のアルバム。
Kofi Baker のことは良くわからないのだが、Jonas Hellborg の Abstract Logic におけるプレイと本作を聴いて感じるのは、なかなかどうしてしっかりと上手い Technical Fusion ドラマーだなということ。
Brett Garsed はオーストラリア出身の凄腕ギタリスト。変な人達と変な作品(Uncle Moe とか)ばかり作っているので、今一つ一般向け知名度は良くないかもしれない。
Ric Fierabracci は、Dave Weckl Band 等で有名になった凄腕ベーシスト。

Tr.1 Circle
爽やかなイントロから一転してファンキーな曲調に入っていく。2:40から曲調がまた変わり疾走を始める。Brett がかっこいいソロを弾いたと思ったらあっという間に曲が終わる。

Tr.4 Polly Put The Kettle On
ファンキーでかっこいい曲だ。中盤の Brett のソロはスライド奏法(左手の指に金属やガラスの筒をはめて滑らせて弾く)。彼は、レガートな速弾きが有名だが、スライドも上手いんだよね。

Tr.5 Mojo
バンド名を曲名にした、彼らのテーマ曲・・・なのか。Mojo って、魔除けの意味だよね。
ゆったりしたテンポで、ソロを廻す。最初の Brett は、ピック弾きと指弾きを併用する独特のスタイルで人を食ったような変なフレーズを出してくる。転調して、Ric による倍音多めの音で変だけど美しいフレーズのソロ。続く Kofi のドラムソロの中でリズムが変化する。もう一度 Brett に戻って、今度は直球の高速ソロだ。

Tr.6 Tapestry
アルバムタイトル曲。Brett のコード奏法(Holdsworthyな)をバックに、重ね録音された Brett のソロ。続いて Ric のベースパターンを背景に、きれいな音で重ね録音された Ric のベースソロ。これを指して、Tapestry (つづれ織り)と名付けたのだろうか。確かに3名でバックトラックを作って(たて糸)、そこに各人のソロを乗せていけば(よこ糸)、織物ができあがるよね。

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