The Flower Kings (2020-01-26, Club Citta)

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川崎のクラブチッタ、The Flower Kings 単独公演の2日目を観戦。あまりにも素晴らしかったので、このBlogにライブレポートコーナーを新設しちまったい。でも書くのが大変なので、今回限りかもね。

今回のライブは、昨年リリースされた新作 Waiting For Miracles(2019) のプロモーションに加えて、彼らの第一作 Back In The World Of Adventure(1995) のリリースから25周年記念の凱旋公演とのこと。まあ全ての本当の始まりは、Roine Stolt のソロ作 The Flower King(1994) だったことはファンには周知の事実なので、既に26年目になっているわけだが、そんなこまけえことはどーでもいいんだよん。
今回の来日メンバーは、現在のラインアップ Roine Stolt(g, vo) / Hasse Fröberg(vo, g, perc) / Jonas Reingold(b) / Mirko DeMaio(ds) / Zach Kamins(kbd) の5名。

先に総評を書いておくと、彼らのライブを観戦するのは今回で3度目になるが、クオリティーとしては文句なしに過去最高だった。若い新メンバー2名が大健闘していて、それがもう若くはない旧メンバーへの良い刺激となっているのは間違いない。
中でも新キーボーディストの Zach Kamins は、既にバンドサウンドの中核を担っている。わかりますか?今、「中核」と書きましたよ。バークリー音楽院出身で、映画音楽にも携わっている人なので、アトモスフィア作りには当然長けているわけだが、それにしてもTFKサウンドをこれほどまでに自分の中に吸収し、若返った感性で(ここが重要)再生産している。驚くべき才能だ。
反面、重鎮 Jonas Reingold のプレイはやや冴えない印象。ベースペダルに頼りすぎかと。バッハの無伴奏チェロ組曲をソロで弾いてくれたのだが、音を短く切りすぎ&音がモコモコしすぎで、あまり超絶ソロになってなかったのが残念。
新ドラマー Mirko DeMaio は、まあ上手いね。あまり目立つプレイをしないのでそれ以上に書くことが無いのだが。そういえば彼のソロの時間が無かったな。
Hasse は、良く声が出ていて素晴らしいの一言。ギター(ゴールドトップのレスポール)とパーカッションも大健闘。以前の TFK は、楽器持ち替えマルチインスツルメントプレーヤーが複数所属していて、見ているだけでも楽しかったのだが、今は Hasse ぐらいだ。
そして Roine は、いつもと同様のパーフェクトなプレイ。この人だけは、何があっても質が落ちない。
まあこんな感じであった。
演奏してくれたセットリストを下に記すが、全ての始まり The Flower King をやってくれたのがやはり嬉しいね。そしてアンコールの2曲めにビートルズ。これは驚いたが、Hasse が途中感極まったのか、泣き顔になっていた気がする。色々紆余曲折(long and winding road)を経て、ここまで25年もやってきたんだろうから、そりゃあ感じるところがあるんだろうね。聴いている方としてもグッと来る一幕でありました。

2020-01-26のセットリスト:
1)Opening
2)Black Flag
3)In The Eyes Of The World
4)Band Introduction
5)The Truth Will Set You Free ~ Bass Solo (J.S.Bach Cello Suite)
6)Retropolis
7)Miracles For America
8)The Flower King ~ My Cosmic Lover
9)Stardust We Are
10)Encore 1: I Am The Sun
11)Encore 2: The Long And Winding Road

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